背景
任意の角度の 1 〜 9 倍角の正弦または余弦を成分とする3×3行列の行列式が 0 である。
和積による証明
行ベクトルまたは列ベクトルと見なとき、任意の2本は平行関係に無いため、
3本の一次従属を示すことになる。
角度がずつ増えているため、1行目と3行目の和で2列目の倍を作れるのが分かる。
正弦関数が掛かっても和積として同じ角度を作れる。
実際にやってみると、列ベクトルで考えた場合、
2列目が1列目と3列目の線形和で表されるため、行列式はになる。
なお、のとき、1列目と3列目が逆符号で一次従属関係になる。
行ベクトルで考えても同じ。
余弦の方も同様に和積で一次従属を経由して証明できる。
丁度をに置きかえった形になる。
または、