概要大学で習う部分分数分解は、高校で習う剰余定理である。 部分分数分解物理・工学の諸分野で線形微分方程式を解く必要がある。 ラプラス変換自体は以下の積分式により定義されるが、
ここで、良く使う関数のラプラス変換結果はの有理式*3になっているのが分かる。 表内の分数の線形結合にさえ分解できれば、直ちに微分方程式の解が分かる。 分母の因数分解でまでは良いが、 部分分数分解は分母を払ってから展開して係数比較しても地道に解けるが、次のテクニックが良く知られている。 剰余定理一般に、多項式を1次式で割った商を、余りをと置くと、 と表せて、 が成り立つ。 そこで、を眺めてみると、 同様にの分母を払えば、と置くと、 そこで、やの計算に使うにを使えば、 |