直感的な説明:偏微分の数え方
以下では、偏微分の矛盾をという具体例を用いて、直観的に纏めてみる。
まず、にとを少しずつ代入すると次の変形が得られる。
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| | もう1つのもに変換 |
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それぞれの式から次の偏微分が考えられる:
その気になれば無数の偏微分を作れる。例えば、こんな色のも作れる。
纏めると:
- 式変形によりの数を自由に変えられる
- それぞれの数に対して特色のある偏微分を作れる
- 以外に文字が無いときの偏微分が常微分である
これが凌宮数学の視点から見た偏微分と常微分である。
まとめ・つなぎ
多くの場合、赤い偏微分と青い偏微分しか使われないため、とで区別できる。ただ、他の偏微分に気づいた人から混乱が始まる。
この混乱を無くすには、色んな偏微分を厳密に書き分け、正しく整理する必要がある。そうすれば、自ずと偏微分と常微分を一貫した表記で書けるようになる。また、書き表せないものを書けるようになったとき、新しい発想ができるようになるかもしれない。