凌宮音韻では音節を起承転結に4分割する。このうち、結合可能な組み合わせを考えると、起母と承母、転母と結母の結合力が強い。このため、凌宮音韻では起母と承母を合わせて上母(じょうぼ)、転母と結母を合わせて下母(げぼ)と呼ぶ。

上母(じょうぼ) EditToHeaderToFooter

凌宮音韻には、起母が16個、承母が6個ある。理論上96通りの組み合わせが可能だが、実際は音の消滅・統合・分化が進み、存在しない組合わせがある。

起母表
 口破気破鼻破無破
口唇bpmf
舌根gk(ng)h
舌尖dtnl
舌端zc(nz)s
声門- 
承母表
 平唇円唇
低舌- w
高舌yyw
巻舌rrw

上母表 EditToHeaderToFooter

 低舌高舌巻舌
平唇円唇平唇円唇平唇円唇
-wyywrrw
口唇口破bb(bw)by   
気破pp(pw)py   
鼻破mm(mw)my   
無破ff(fw)    
舌尖口破dddwdy   
気破tttwty   
鼻破nnnwnynyw  
無破lllwlylyw  
舌端口破zzzwzyzywzrzrw
気破cccwcycywcrcrw
鼻破(nz)      
無破ssswsysywsrsrw
舌根口破gggw(gy)(gyw)  
気破kkkw(ky)(gyw)  
鼻破(ng)(ng)     
無破hhhw(hy)(gyw)  
声門口破--wyywrrw

主に以下の規則性がある:

  • 巻舌は舌端のみと結合できる。舌端音にだけ分化が起きて巻舌音が生まれたという歴史的経緯がある。また、近年児化音が進み、弁別的機能は持ってないが、口唇巻舌と舌根巻舌の子音は現われている。
  • 舌根高舌は消滅して存在しない。舌端高舌と合流した歴史的経緯がある。合流した結果、舌端高舌と舌根高舌のどちらとするかで専門家でも見解が分かれている。凌宮音韻では、発音の近さから舌端高舌で表記するが、舌根高舌の表記も許容する。
  • 口唇は平唇と円唇の対立はない。これは口唇音が既に唇を使って調音するため、平唇と円唇が区別し難いためである。凌宮音韻では口唇平唇で表記するが、口唇円唇の低舌に限り許容とする。

下母(げぼ) EditToHeaderToFooter

凌宮音韻には、転母が3個、結母が6個ある。ゼロ転母はゼロ結母としか組み合わせないのを除き、大小2転母×6結母=12通りの組合わせが出揃う。

転母表
  
不転-
小転e
大転a
結母表
 口音鼻音児音
開放-  
前方inr
後方ung 

下母表 EditToHeaderToFooter

 口音鼻音児音
開放前方後方前方後方前方
-iunngr
不転--     
小転eeeieuenenger
大転aaaiauanangar

下母のポイントは2つある:

  • ゼロ転母がゼロ結母としか組み合わせないことを裏返せば、ゼロでない結母は必ずゼロでない転母の後に付くことになる。このように、結母は転母と密接に繋がっている。
  • 児音は下母表では規則正しく見えるが、非常に特殊である。まず、児音は「er(児)」のように単独でしか音節を作らない。次に、「ar(二)」という音は、用例が1つしかないという理由で、よく「er」と一括りにされてしまう。
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Last-modified: 2013.0427 (土) 1703.2800 (1493d)