猫式/三角関数 のバックアップ(No.2) |
三角公式三角関数の公式と言えば、加法定理を初めとし、積和公式と和積公式に、倍角公式と半角公式が続き、全てを丸暗記するには相当の記憶力が必要で、覚えたとしても紛らわしい式が並ぶため混同しやすい。これも大学に入れば複素数の指数関数計算で少しは簡単に導けるようになるのだが、残念ながら、高校で覚える公式で楽しようって話は聞かない。 仕方ないので、楽をする方法を作ってみた。簡略のため、三角関数の公式を三角公式と、複素数の指数関数を複素指数と略す。猫式では複素指数から三角関数を導く過程を高速化した結果、複素指数を使わずに、三角関数を簡単な規則だけで直接組み立てられるようにした。 三角関数で組み立てるのは以下の16本*1。覚えるとしたら黒字の部分で、赤字、青字、緑字は全て規則から作り出す。なお、式の符号が整理されてないように見えるのは、こっちの方が規則的だったりするため。 以下では、いきなり実践編ということで、高校生でも扱えるように複素指数の話抜きで三角公式の組立を紹介してから、理論編で組立に使う「正弦奇偶則」、「正弦陰性則」という猫式特有の法則の説明を行う。 実践編理論編
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