凌宮音韻 ── 学ぶための音韻学 EditToHeaderToFooter

言語を学ぶものにとって、音の壁は大きい。人間は様々な音を出せるが、話すときに使う音は言語毎に異なる。言語を学ぶのことは長年馴染んできた音を丸ごと入れ替える大変な作業である。

特に中国語と日本語では漢字を使っていて、文字から音が見えない分だけ、表音文字を使っている他の言語に比べて一層難しい。また、日本語は表音文字として仮名を使っているものの、音節文字でありながら、文法的が音節より細かい単位で音が変化するため、変化の細部まで覗くのは難しい。そして、中国語にはピンイン、日本語にはローマ字があって、両方とも音素まで表現できるが、様々な原因*1により習得するのには複雑過ぎる結果となっている。一応、言語の音を扱う学問には音韻論もあるが、西洋の音韻に基づいているため、東洋の音韻を簡単に表記できるようにはなってない。

凌宮音韻では、言語学習が楽にするため、言語学習者にとって手頃な音韻システムと表記法を構築する。当面は、中国語と日本語を扱う。

*1 書きやすさ、読みやすさ、短さ、英語発音との近さなど。

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