温度単位の変換 のバックアップ(No.9) |
温度単位の換算日本では、温度の単位に摂氏度(セルシウス度)と絶対温度(ケルビン)が用いられる。 例えば、と同じ長さ異なる単位で表したらという換算になる。 SI単位系で数値を表すには、、のように、量を単位で割った表記を使う*1。 この式からを打消して、分母を払えば、一般的に用いられる*2が得られる。 温度の場合は、と表記でき*3、温度単位の換算はこうなる: *1
国際文書第8版 国際単位系(SI) 日本語版 5.3.1 量の値と数値,及び量の四則演算 (p43-44) https://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf
*2 この換算表記は、乗算関係を前提にしていることに注意。 *3 SI単位系の表記では絶対温度を、セルシウス温度をと書き分けているが、同じ温度であるため、凌宮数学では同じ量記号に統一している。 比例式に与える影響一般に、温度と比例関係にある法則を定式化した場合、量の方程式は当然比例式になる。 例えば、シャルルの法則では気体の温度は体積に比例し*4、量方程式は比例式になる。
座標換算の考え方温度を表すセルシウス温度、水の凝固点を基準とした相対温度と見なせる。 ここに登場するはとの温度差であり、単位はでもでも同じである。 例えば、状態と状態があり、それぞれの温度やを基準とする温度差は、
温度も温度差も座標系に依存しないため、、、である。 座標依存な演算参考
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