加減算の意味分類から推測した乗除算の意味分類 のバックアップの現在との差分(No.1) |
%index; 【構想中】導入算数教育における加減算の意味分類において、加減算の用法分類について既に解析した。 そこで、加算と減算の分類手法を真似て、乗算や除算の分類の推測を試みる。 とある乗除算の分類(仮想)算数教育における加減算の意味分類において、加減算を大きく直和・変化・比較の3つの意味に分けた。 算数教育における加減算の意味分類において、加減算を大きく直和・変化・比較の3種類の意味に分けた。 その際、用いた指標は、排他条件、包含条件、同時条件の3つとなる。 分類の組合せを表1に示す。
排他条件は直和を与える条件であり、3種類の意味に共通した必須条件である。 次に包含条件は、比較の判別指標である。全ての対象が互いに包含関係がなければ比較となる。 残り同時条件は、変化の判別指標である。包含関係があり、かつ時間経過もあれば変化となる。 この3つの指標の内、直和を与える排他条件のみが常に掛かることから、 この条件が加算を与える必要最小限の条件と見なせる。 逆に、残り2つは加算を与える条件とはならず、加算を分類するための条件と見なせる。 このため、直和を与える排他条件のみを直積を与える条件に変えれば、 同様な分類を乗除算に適応できると考えられる。 |