関数 のバックアップ(No.3) |
凌宮表記術: がの関数:一般に、がの関数であることをと表記する。 これに対し、凌宮数学ではがの関数であることをと表記する。 一般的に関数表記に使われる変数を従属変数と呼ぶが、凌宮数学では束縛変数と呼ぶ。 以下、具体例により、関数の性質と凌宮表記による書き分けを確認する。 束縛表示一般的な関数記号に対し、束縛表示がとなるが、 例えば、正弦関数は、 代入表示関数に定数を代入した結果であるをと表記する。 例えば、 束縛束縛表示と順序対表示関数は入力に対する出力の関係を表すため、入力と出力の順序対で表す表記法がある*1。 *1
Wikipedia: 関数_(数学)#記法について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%95%B0_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)#%E8%A8%98%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 束縛表示の任意性束縛表記のみが異なる関数は、お互いに等価である。 理由は、同じ数を代入したら同じ出力を出す関数は互いに同じと見なされるため。 代入束縛変数の任意性このを関数の束縛変数と呼び、を束縛演算子、略して束縛子と呼ぶ。変数の一種ではあるが、未使用の文字に書き換えても同じ関数を表す。 例示1、f:x=f:a=f:p 束縛変数以外の変数を自由変数と呼ばれる。 例示2、一般的にf(x)=2x と書く場合、f:R:x=(2x):R:x=2x:R:x と厳密に表記できる。f:x=2x:x と略すが、f:p=2p:p と書いてもf:x=2p:p と書いても同じである。 2x だけなら x を不定元とする多項式に見えるが、2x:x で x を変数とする関数と書き分けできると理解して良い。 厳密表記では、定数関数と定数を区別する。 例示3値が2の定数: 2値が2の定数関数: 2:x=2:p |