微分積分学には、「微分積分学の基本公式」と呼ばれる定積分と原始関数を結ぶ関係式がある。
ここで、はの導関数であり、はの原始関数である*1。
一般に高校では、微分は被微分関数の傾きとして、積分は被積分関数の面積として教えられる。 これに対し、上記の微分積分の基本公式では、被微分関数は、被積分関数はの関係にあり、 微分と積分がそれぞれ同時に特定の関数の傾きと面積になるのは一般的ではない。
このため、