基底による常微分と偏微分の区別 のバックアップ(No.6) |
概要一般に、微分には常微分と偏微分の区別がある。 他方、凌宮数学では逆基底を導入し、全微分をベクトルの成分分解に帰着させている。 以下、逆基底の観点から常微分と偏微分の表記法を再考する。 逆基底による微分の意味付け微分と座標系の関係凌宮数学では双対基底に基づき逆基底を導入している。 例えば、偏微分を計算する際は、別途知っている座標系を使ってを固定する。 具体的に、自体に、正基底の他に座標系情報も含まれる。 座標系から見た関数の微分関数で、かつ、のとき、 座標系間での文字衝突座標系における逆基底は1次元のために必ず対応する正基底と平行である。 座標系明記による回避回避手段として、まず考えられるのは厳密な偏微分のように座標系情報を補う表記。 文字の区別による回避座標系に着目する立場を取る場合、 例えば、に関しては、と定義した上でとすれば良い。
文字による座標系の書き分けでは、両方の表記においては座標系における微分、 また、この書き分けは、について考え、 ラグランジュ微分のオイラー表現連続体力学では以下の2つの座標系が良く用いられる:
空間座標で考える場合、任意の物理量は位置と時刻の関数として記述される。 各座標系における時間に関する偏微分は異なり、それぞれオイラー微分(局所微分)とラグランジュ微分(物質微分)で呼び分ける。 ラグランジュ微分をオイラー表現で記述すると次のようになる:
*3
wikipedia/物質微分>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E8%B3%AA%E5%BE%AE%E5%88%86
*4 地球流体電脳倶楽部/理論ノート/連続体の記述>https://www.gfd-dennou.org/arch/riron/renzoku/kijutu/pub/kijutu.pdf |