1桁の減算は以下の4通り。
減数がの場合は被乗数のまま、減数が1の場合は被乗数が反転になる。 の場合は上位が繰り下がる。
複数桁の減算は右から桁毎に減算する。 からを引かない限り、桁毎に順番に減算するだけで済む。
例1:
からを引く場合、繰り下がるために左の桁を影響する。 繰り下がる場合は、被減数を上位方向に辿り、最初のまで反転させる。
例2:
とはそれぞれとの反転を表し、とを意味する。
繰り下がりで被減数を上位方向に辿ってもが無い場合、負の数となる。 負の数は、先頭にを卸して、繰り下がりで無数に連なるを表すを前に付ける。
例3:
からの減算は反転で簡単に求まるため、 を利用して減算を加算として高速に解ける。 は補数表現で無数のが並ぶので、はの反転となる。
例4:
…… …… …… ……
上位でとが無限に繰り上がってになる。
反転表記を見慣れたら、反転バーの追記で簡潔に記述できる。
例5: …… ……
結果が負になる場合、上位での無限繰り上がりが無く、が結果まで降りる。
例6: